漢方の基本的な考え方

 

漢方の基本的な考え方


聖快堂の考える漢方

漢方では体内を巡る 【気・血・水】 のバランスが崩れる事で病気は起こると古くから考えられ、1つの臓器や器官の病変より体全体の調和をより重視します。 西洋医学は病人を細かく分析する検査とデータ重視の医学ですが検査値に表れない原因不明の症状への対応は不得手です。 一方、漢方は単に病気の病変部だけを見るのではなく「陰陽五行」等の考えに基づき心と体の調和を図る事で人の持つ自然治癒力を最大限に引き出す事で病を治療する医学です。

■気とは?

生命活動のエネルギーを指します。形のないものですが「気」は体を温め、成長させ、 内臓を動かし、血液を巡らせ、病気から体を守る作用をするといわれています。

■血とは?

西洋医学で言う血液より幅広く解釈され血液に類する栄養分代謝や体内循環までを含みます。漢方診断で言う「瘀血」「血」が滞る事で病を引き起こす代表的なものです。

■水とは?

津液とも言われ「血」を除く、体内の水分と代謝を指します。 水毒等は体内に「水」が滞る事で病を引き起こす代表的なものです。

以上の考えを基に 【 陰・陽・表・裏・寒・熱・虚・実】 といった漢方独特の物差しで一人一人の体質を弁証論治し【証】 決め病気の治療にあたる医学である為、西洋医学における診断名が同じであっても御薬や治療方法が個々人で違うと言う特徴があります。

 

漢方薬の服用形態


■湯剤

煎じ薬といわれるもので動植物等の乾燥原料を煮た煮汁で代表的な漢方薬の形です。 吸収も早く効果も早く出ますが煎じるのに細心の注意が要るのと時間がかかり携帯にも不便。

      

■散剤

動植物等の乾燥原料を細かい粉末状に加工したもの。 吸収されやすく湯剤より保存、携帯しやすいため、風邪や胃腸病等の急性病によく使われます。

      

■丸剤

動植物等の乾燥原料を粉末にし蜂蜜などで丸く団子状に固めたもの。 保存にすぐれ作用も穏やかなため長期の服用が必要な慢性病や虚弱体質の改善薬等によく用いられます。

      

■エキス剤

湯剤を急速冷却し乾燥させたもので顆粒や錠剤タイプがある。その利便性から現在は主流となりつつあります。

      

■膏剤

固形やクリーム状の塗り薬。 外傷や湿疹などの皮膚疾病に使われます。



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